思考法

やりたいことをやってる人にイライラする原因とその解決策

投稿日:2018年10月31日 更新日:

わがままな後輩にイライラ、自分勝手な友達にイライラ、好き勝手やってる人にイライラ。最近、イライラしてません?イライラせず自分ペースでのびのびと生きるために、誰かに対するイライラの正体と、私達が知って置かなければならないこの社会の新ルールについてお伝えします。

イライラする根本的原因と解決策

「私も我慢してるんだから…」論の破綻

「私も我慢してるんだから、あなたも我慢してよ!」この論理は、私達のイライラのほとんどの根底に根ざしています。自分だったらやらないことを他人がやっている、あるいは、自分にはできないことを他人がやっている。「私は我慢してるのに!」ということです。もっと一般化すれば、この思想は「自分の日常はつまらないのに、凄く楽しそうに生きている人がいて、私だけこんなつまらない生活を我慢して送らなければならない」、という僻み根性にまでいきつきます。要は、自分が我慢していることを他人がやっていると、「不公平だ!」と腹が立つわけです。

でも、この主張はおかしな話です。だって、勝手に我慢しておいてあいつはずるい!と怒り出すのは、全くもっておかしな話でしょう。やれば良いことを勝手に我慢しているのはあなたなのに…。しかし一方で、「ずるい!」と勝手に我慢してしまう人たちの論理も分からなくはないんです。なぜなら、「周りに合わせることが正義」の社会で教育されてきたからです。

勝手に我慢しちゃう気持ちも分かる

まず簡単に、私達の行動モチベーションについて考えてみましょう。私達には行動におけるジレンマがあります。

私達の動機には「好き勝手やりたいことやりたい!」というポジティブなものと「制裁を受けたくない!」というネガティブなものがあります。そしてその制裁を受けたくないが故に自分の行動を調整するわけですが、じゃあ、私達はどういう場合に制裁を受けることになるのでしょうか。それはルールを違反したとき、そして周りの人間に嫌われた時です。

昔は「空気を読む」は必須スキル

ルールを破ればペナルティを食らうように、周りの人間に嫌われれば仲間はずれにされたり、村八分にされたりという制裁を受けます。そして、日本ではルールよりも前に、まず周りの人間の同調圧力による暗黙のルールの方がよっぽど繊細でかつ効力が大きく、配慮すべきものでした。基本的に生まれおちた村が自分の生きる村ですから、その村で仲間外れにされることは、生存の危機です。力をつけ子孫を繁栄させていくためには、その村で気に入られて安穏に生きていくことが必須だったわけです。空気を読むスキルは日本では必須スキルだった。

今は空気を読むことの重要性が下がってきている

しかし、今は周りの空気を読むことの重要度が下がってきています。暗黙のルールが機能しなくなってきた。なぜ?これはインターネットの影響です。今はコミュニティが多様化し、どこに住んでいるかに関わらず個人がコミュニティに接続することが非常に簡単な時代です。あらゆる選択肢があり、合わないコミュニティからは抜ければ良い。これが昔と今の大きな違いです。むしろ、周りに合わせて生きるよりも、自分のやりたいことをやろうよ、突き抜けようよ、という論調が、今の社会では主流ですよね。合わない周りの人間に合わせてストレスフルに生きるよりは、自分のやりたいことをやって、そんなあなたでOKよと言ってくれる人たちの中にいる方が幸せじゃない?というわけです。そうですよね。

インターネットによりそんな時代に突入している今、「空気を読むことこそが正義」という論調の社会を生きてきた人たちにとってみれば、そうじゃない人たちの存在が凄くけむたくなる。私も我慢してるんだから、あなたも我慢してよ!が通用しないわけです。私は我慢してるのに、あの人は好き勝手やってる。むかつく!!というわけです。そして、じゃあ、何?私も好き勝手やっていいわけ?とアンチと化して誰かへの執拗な個人攻撃が始まったりする。あなたが自由なら、私だって自由にやっていいでしょ?というわけ。やられたらやり返せ!!!!!という論調ですね。

じゃあなんでも好き勝手やって良いの?

じゃあなんでもやっていいのか、というと、もちろんそんなことはありません。何も考えずに好き勝手やるのは得策ではありません。あなたの行動が、あなた自身に帰ってくるというのは、昔も今も変わりません。コミュニティを選び放題というのは、一見聞こえが良いですが、どこのコミュニティに所属できるかはあなた次第ということでもあります。これは割とかなりシビア。私達は合わないコミュニティに属さず合うコミュニティに所属すれば良いと伝えましたが、言い方を変えればそれは、良くも悪くもあなたはあなたに合うコミュニティにしか所属できないということです。アンチはアンチ同士つながるしかない。あなたの言動は、あなたのコミュニティ内となってあなた自身に跳ね返ってくるということです。

自分がどういう人たちと仲良くなりたいのか、どういう人たちと同じ時間を過ごしたいのか。それを踏まえた上で自分の振る舞いを考えないと痛い目見るよ、ということです。例えばこの間のハロウィンの一部の暴徒化なんていい例ですよね。

ひとりごと

自分自身のせいで所属できるコミュニティがなくなって社会に対する憎悪がますます募って反社会勢力のコミュニティの勢いが増すことは社会にとってデメリットでしかないので、やはりどこかでその人がやり直せる機会が必要ではありますね。なんというか、悪くなっちゃうのはその人のせいなんですけど、じゃあその人が悪の権化でその人を吊るし上げれば社会は良くなるのかというと絶対そんなことは無くて、むしろそういう人が出てくる社会の問題に目を向けないと社会は住み良くなりません。本人が他責にすることも、第三者がその人だけを吊るし上げる姿勢も間違ってますから。私達はこのゆらぎの中で社会と人と自分と向き合っていくしか無いないですね。この辺また書きます。

今は今まで以上にルールの明示化が必要な時代

じゃあ色んな人が生きるこの時代に、私達が互いの合意のもとに安眠できる社会を築いていくために重要なことはルールと空気の線引を明確にすることです。よくアメリカ社会は意思決定の線引はルール・契約が全てである一方日本は情や義理が先に出るなんて話がされますけど、今こそルールを明確にしないといかん。言わなくても分かるでしょ、の押し付け合いは不毛です。

これだけ人が多様化してきて、人それぞれ搭載されている「当たり前」に差があるわけです。何が面白くて何が嫌で、何が嬉しくて何が悲しいのか、どんどん統一性がなくなっていくでしょう。そういう時代に突入しつつある今、個々人の感情で暗黙のルールを作ることは不可能です。そうではなくて、ルールできちんと明示すること、それがとりあえずの今必要とされていることのように思います。分かるよね、で甘えないということです。

社会に対する個人の向き合い方【戦略】

他人の勝手な行動にイライラする人たちへ

社会で起こるあれやこれやの中で、個人の自由の範疇に対するあなたのイライラは、あなたの問題であるケースが多です。(もちろん変更すべきルールがあるのであれば刷新されていくべきですが。)

今は「周りのみんなに合わせましょうね」が正義の時代ではありません。相手に牙を向ける前に、一旦相手を受け入れて、むしろ自分がなぜイライラしているのか、自分は何を我慢しているのかを内省し、自分の人生を振り返る良い機会にしましょう。価値観の合わない人とは違うコミュニティに所属すればよいわけですが、同じ社会に生きている以上、好きになる必要は全くなくても違いを受け入れる、放って置く、位のマインドは持たないと、今後ますます生きにくくなると思います。

例えば、ハロウィンの仮装を楽しむのは、完全に今の所個人の自由です。あなたはそれが嫌いでも、それはあなたの都合です。あなたがハロウィンを楽しむ必要性は全くありませんが、「ふーん」と他人事だと思って受け流すマインドは身につけたいよね、ということ。だって他人の在り方によっていちいちイライラしているのは不幸だし、他人はあなたに合わせてくれないから。

自分のやりたいようにやりたい人たちへ

あなたが社会におけるルールを守り(あるいはルールを変え)、他人の権利を侵害しない限りあなたはあなたの好きなように生きてください!時代は追い風です。

例えばハロウィンのケースであなたが仮装をして楽しみたければ、仮装をしたくてもできない誰かさんのために我慢する必要もなければ、仮装が生理的に無理だという人やその盛り上がりに参加しない誰かさんのために、我慢する必要もないわけです。大いに楽しみましょう!

一方で、ルール違反は社会でペナルティをくらいますし、自分の行いが自分の所属できるコミュニティを決めますから、自分の頭で考えて行動をするというのは大事です。人間の心理的に周りがやってるからと流されると行動が過激化するので、注意です。自分がどうしたいのか、を見失わずに生きていきましょう。

まとめ

ルールは人が決めている以上完璧ではありませんが、人々の感情を統制できなくなっている今ルールで線引をする文化に変わっていくのは必然です。自分の当然を押し付けずに、そして自分の行動に責任をもって生きていくことが大切です。

  • この記事を書いた人

いずみ (Izumi)

みんなが、完璧な人間等というこの世界に存在し得ない何かを目指して消耗するのを諦めて、自分が好きな自分であるために実りある投資ができるよう、情報を発信していきます。

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