人生の教訓 思考法

AIの時代を生き抜くために最も必要とされる力はこれ

投稿日:2018年10月11日 更新日:

テクノロジーの発展が目まぐるしく「AIに仕事を奪われる!」だのなんだの言われている昨今ですが、この時代をたくましく生き抜いていくために必要な力って一体なんなの?じゃあ、どうやってその力をつければいいの?ということについて、お伝えします。

この時代を生き抜くために一番必要とされる力

プログラミングスキルだの何だの言われているが、どんなスキルも陳腐化していきます。もちろん今であれば、プログラミングできないより出来たほうがやれることの幅広がるよね?みたいな話しは確かにそうなんですが、それが30年後も同じであるかは分かりません。だから私達は、その時どの時に必要なスキルを身につけていく必要があるし、今はこれを学んだらもう一生それでやっていけるよ、みたいな時代では無いですね。

しかしじゃあ若い内に何をやっても変わらないの?という質問に対しては明確にNOだと思っていて、大前提として必要とされる力があると思います。それは、知的好奇心と思考体力です。

興味深い問いを立て、考え続けることができるか

AIは膨大なデータを解析し求められている問いへの最適な解を提示してくれます。今のAIの基盤となるディープラーニングは、膨大のデータを利用しそのデータを根拠とする最適な組み合わせを提示することができるというのが強みです。私たちはこの部分では、AIに太刀打ちできません。

ディープラーニングでできないこと

では、AIにできないこととは何でしょうか。それは、何故その結果になるのか、という問いへの人間の納得する解を提示できないところです。機械は理由は説明できずとも77%の確率でこうであろうと結論づけ、それは人間の予測よりもデータが十分であればかなり正確でしょう。しかし77%の確率でこうであることの理由を私達が納得する形で説明できない場面は多々あるはずです。良くも悪くもデータがそう言っているとしか言えないのです。

例えば、データ解析の結果による未来の予測や、次の最適解の予測はきっと人間より上手くやれますが、何故そうなるのか、データでは何故そうなっているのかを説明することは、難しそう、ということです。

思考体力と知的好奇心のあるもののみが創造する側に回る

そのためこれからAIとともに創造する側に回る人たちは、AIから出された結論を見て分かったつもりにならずに、何故そうなのかという知的好奇心を持ち、検証可能な問いに落とし込み、必要なデータを集めてAIに解析させる。このような関係性がきっと一部の人間とAIの関係性になるでしょう。

落合陽一さんは、『これからの世界をつくる仲間たちへ』の中で、今後人々の生きる世界が2つに分かれていき、それは魔法をかける側の人間と魔法の恩恵をただ享受して生きる側の人間であるという趣旨のことを述べています。私の解釈では、結論だけでは満足できない知的好奇心を持ち合わせた人たちがその魔法の裏側を探求していく人間となり、結論が分かればそれで満足できるという人はテクノロジーの恩恵を受け、考えること無く生活する側の人間になるのだろうと思っています。そして知的好奇心を持ち探求をしていく人たちが、思考体力をめきめきとつけていき、魔法をかけられ側とかける側では大きな差が生まれるだろうと思います。

だから、知的好奇心があり真理の探求や創造に幸せなを感じる人は、とにかくそれを考え続ける思考体力をつけることが重要なんじゃないかなと思います。

必要なのはPDCAサイクルより思考体力

踏み込んだ仮説を立てると、そういう人たちにこれからの未来で人間に必要とされる力は高速でPDCAを回す力よりは思考体力であろうと思っています。なぜならPDCAを回して検証する部分は人がやるよりテクノロジーに任せたほうがよっぽどうまくやるだろうからです。確かに何かに取り組む時にPDCAを回せるということは大事なことです。しかし、今は割と「とにかく走りながらやってみてどんどんPDCA回して最適化させていこうよ」というのがビジネスをやる上で求められているスキルである一方で、これから人に求められていくのはむしろ結論を留保していかに問いを深められるかという部分じゃないかなと個人的には思っています。 そしてそれをさせるのが知的好奇心です。

人間の創造性と思考体力

歴史を振り返ってもらうと分かるんですけど、これまでの大きな発見・コペルニクス的転回というのは、人々が疑問に思わないことに疑問を持つ素直な知的好奇心と、思考し続ける知的体力無しには生まれなかったでしょう。ニュートンもアインシュタインもダーウィンもみんなが分かったつもりになっていること、疑問にすら思わないところを疑問に思い、そしてそれについて考え続けることによって人類の新しい視点を獲得しました。アインシュタインはこんな名言を残しています。

 It's not that I'm so smart, it's just that I stay with problems with longer. ー私はそれほど賢くない。ただ人より長く、問題に付き合っていただけだ。ー

自分にとって興味深い問いを立て、それについて安易に結論を決めつけずに、考え続ける思考体力が大切だということですね。

知的好奇心溢れる人に優しい時代

このように考えていくと、この時代は知的好奇心あふれる人に優しい時代です。テクノロジーのない時代であればデータを集めそれを解析するのにもめちゃめちゃの人生の時間をかけなければならなかったものが、今はAIに任せておけばやってくれます。「走りながら考える」時代から、「走るのはAIに任せて考えるに専念する」ことができる時代になってきているのです。

具体的に何をすれば良いのか

じゃあ具体的に今どうしたら良いのという人に向けては、自分の知的好奇心を大事にしてくださいということです。知りたいと思ったことはすぐ調べましょう。勘違いしてほしくないんですが、思考体力連呼していますが、疑問に思ったらググらず考えろという話では全くありませんからね。むしろググって分かるレベルの問題ならググって理解すれば良いんです。このとき、どのレベルのことまで分かって満足するのかという話しではありますが。きっとその好奇心を深ぼっていけば、今なら割とまだすぐに、さくっとググっても分からない問題にぶつかりますから、それについての知識を増やしてググり方を変えて必要な情報にアクセスしながら知を深めていきましょう。興味が沸くところまで調べれば十分ですが、そういうあなたの興味のあることに関する情報量が増えていくと、それらがリンクしあってあなたは更に面白い問い立てをすることができる人間になります。

 

まとめ

新しい視点を探求し創造し提供する側に立ちたいと思うのであれば、自分の関心があることに関して徹底的に考え続ける思考体力をつけることが大切です。この思考体力はあなたの好奇心があってこそです。自分の好奇心の芽を潰さずに、問いを大切にして深めていきましょう。

 

  • この記事を書いた人

いずみ (Izumi)

みんなが、完璧な人間等というこの世界に存在し得ない何かを目指して消耗するのを諦めて、自分が好きな自分であるために実りある投資ができるよう、情報を発信していきます。

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