人生の教訓 人間関係 思考法

同調圧力から抜け出して行動する人になる具体的な方法

投稿日:2018年9月22日 更新日:

私達は簡単に同調圧力に屈します。間違っていることがどれだけ明確であろうと、私たち人間は周りの大多数の人間の合意していることに対して迎合しやすいんです。この事実を理解し、自分の尊厳をもって正しいと思うことをできる人間になるには、この圧力についての情報をしっかり持つことが大切です。今回は、人がいかに同調圧力に弱い生き物か、そしてじゃあどうすれば良いのか、ということについてお伝えします。

同調圧力から脱して行動する人になる具体的な方法

私達は自分の意見を簡単に他人によって変えてしまいます。簡単な例をご紹介しましょう。

人はいかに同調圧力に弱いのか

●アッシュの線分実験
2本の線分の長さを比較させる認知課題。一人でやってもらう統制条件では誤答は極めて低かったが、6人の実験においてさくらには誤答を答えさせ、参加者に5番目に答えさせると参加者の誤答率は4割に達した

一人でやったらほとんど間違えないようなことでも、私達は周りの人の意見に簡単に合わせ、間違えてしまうんですね。この線分実験はかわいい例ですが、この傾向は事の大小を問いません。こんな実験結果を見てみましょう。

●ラタネとダーリーの実験
2人条件、4人条件、6人条件を用意し学生をマイクとインターフォンのある個室に通す。マイクは順番にオンになり、自分の話すターン以外はマイクは切られており話をすることはできない。その条件で偽の参加者が発話中に発作を起こして助けを求めた時、参加者は行動を起こすことができるか、という内容である(実際には参加しているのは一人で、他は録音音声である)。
この結果では、2人条件では全員が助けを求めて行動を起こしたにも関わらず、6人条件では38%の人が行動を起こすことができなかったのである。

これを読んでいて「いや、私は大丈夫だ」と思う人も多いと思いますが、あなたは周りに合わせて意見や行動を変えたこと、今までに一回も無いですか?これは他人事ではなく、社会的な生き物としての人間の傾向ですから、この事実をまずはしっかりと知っておくことが非常に大事です。

傍観者効果

これは傍観者効果で説明するとわかりやすいですね。傍観者効果とは、自分以外の傍観者が多ければ多いほど、人は行動を起こさなくなることです。これは、多元的無知・評価懸念・責任の分散の3つによって説明されています。つまり、「みんな何もしないってことは大丈夫なのかな」「私だけ行動したら周りにどう思われるかな」「みんな放っておいてるし私のせいじゃないや」という思考ですね。人にはこういう傾向があるという事実を知っているだけで行動確率が上がることが分かっていますから、まずこの事実を知っておくことが大切です。知は力です。

そして、これは周りと違う意思決定をしようとするときすべてに当てはまってしまう考え方でもあるわけです。この思考法を脱して、超実践的な行動する人になる2つの方法をお伝えします。

行動する人になる具体的な方法

すぐ行動する

もうひとりの味方を作る

1すぐすぐすぐ。すぐ行動する

さきほどのダーリーとラタネの実験のグラフを見てもらうと、凄く面白いことに気づいてもらえると思います。

引用:Latane&Darley(1970)

なんと、なんとびっくり、3分すぎると行動する人は0なんです。事が起こって1分行動を起こす人が急上昇し、3分すぎると行動できる人はいなくなる。もちろん、何をどのような状況において判断するかによってこの時間は変わるのだろうと思いますが、時間がキーポイントなことは明らかです。つまり、気持ちが湧き上がったときに行動せず時間がたつと、私達は行動しない理由を見つけ出します。つまり、「経過してしまった時間」こそが私達の行動確率を下げているんです理由をあーだこーだと見つけ出すんです。私はかなりの部分、この「経過してしまった時間」が悪さをしていると思います。この辺についての私の仮説はー人には2つ言語がある。身体言語編ーに詳しく書いてあります。
思い立ったら、その熱量があるときにその熱量を使わないと、あなたの行動確率は著しく減少していきます。だから、すぐすぐすぐ!思い立ったらすぐ行動が、行動する人になるかなり的を射たアドバイスでしょう。どうしようかな〜と悩んでいる時間が経てば経つほど、「でもな〜」とやらない理由を私達は見つけてきますから。とにかくすぐです!

2.もうひとりの味方を作る

あなたの味方を捕まえましょう。どんなときでも味方になってくれるパートナーでも良いですし、その分野その時々で自分と意見を同じくする人を見つけてくるでもOKです。一番最初にご紹介したアッシュの線分実験ですが、あの実験では一人、自分の味方をしてくれる人がいると、同調する割合が著しく下がるんです。これを「もうひとりの味方効果」と言います。この一人が集団内の合意性を下げ、あなたの決断を後押ししてくれます。

まとめ

集団への同調は誰にでも起こりうるし、人の行動を止める大きな要因になります。そんなとき、とにかく「すぐ」行動する習慣をつけることと、そしてもう一人、自分の味方を見つけることが、あなたの行動力を押し上げます。

  • この記事を書いた人

いずみ (Izumi)

みんなが、完璧な人間等というこの世界に存在し得ない何かを目指して消耗するのを諦めて、自分が好きな自分であるために実りある投資ができるよう、情報を発信していきます。

-人生の教訓, 人間関係, 思考法
-, ,

Copyright© Update yourself , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.