思考法 意思決定

迷ったときの正しい意思決定の仕方ー①目的の明確化

投稿日:2018年9月16日 更新日:

会社を辞めようかなあ、学校行きたくないなあ、これ始めてみようかなあ、あの人に連絡をしてみようかなあ。私達は人生において多くのことに悩み、迷います。

今回は、正しい意思決定をしていくために重要なステップについて、全3回でお送りします。

「①その選択の目的を明確にする。」

どうして、迷っているの?あなたが悩んでいるのは、感傷的な気分に浸りたいから?そうでないなら、悩むのをはやめて考えましょう。どうどうめぐりの「どうしよう」は思考を全く前に進めませんし、時間と認知コストの無駄使いです。あなたが、自分にとってベストな意思決定がしたいと思っているのなら、そのために必要なのはまずは考える土台に乗ることです。迷っているあなたは、ほとんどの場合考えるというステップにいまだ入れていません。考えるために大事なことは自分にとっての正解を決めることです。そしてそのために必要な材料は、あなたの頭の中にあります。だいぶからまりあっていて、分からないだけです。最初に必要なのは、それを紐解く作業なんです。考えることはシンプルです。

①「何を目的としているのか」を明確に言語化する

さて、あなたは一体全体何故そんなに迷っているんですか?「どちらが自分にとってベストなのか分からないから」。YES、エクザクトリーその通り。それでは、あなたにとってのベストとはなんですか?ここがfirst stepであり最重要ステップです。何が正解か分からない、と悩んでいるとき自分が何を望んでいるのかが分かっていない場合は割と多いんです。おっと、そんなもの分かってる!と怒る前に一回言語化してみてください。「あなたにとってのベストはなんですか?」

ケーススタディ①

Aさん「会社を辞めるべきか迷ってるんだよね」

ー何で会社を辞めるべきか迷ってるんですか?

Aさん「とにかく仕事が激務で残業続きで忙しいし、そのくせ給料は良くない。仕事内容も誰でもできるもので、これを続けていて自分の市場価値が上がるとは到底思えない、ただ時間を無駄にしているだけな気がする。やる気も出ないし、なんだか正直平日が来るのが嫌で、最近は何で生きてるんだろうってただ無気力な気持ちになったりするよ」

ーふむふむ。それなら逆に何で辞めないんですか?

Aさん「やっぱり辞めるとなると上司にも嫌な顔されるだろうし周りにもかなり迷惑をかけるし。同期は活躍しているのに自分は逃げるみたいで情けないし周りにもバカにされるだろうなと。お客さんの中には慕ってくれてる人もいて、その人達は俺が辞めたら悲しむだろうし。それに正直転職したって変わらないんじゃないかなとも思うし、そもそも自分がちゃんと転職できるのかも自信無いよ」

この時点でのAさんは、自分が迷っている理由も自分が望んでいることも分かっていません。大事なことですが、冗長にしか語れないことは自分で分かっていません、これはまじです。アインシュタインはある金言を残しています。

Everything should be made as simple as possible, but not simpler.ーすべてのことは可能な限りシンプルにされるべきだ、しかしシンプル過ぎぬようにー

これは、本当に大事なことです。

今回、Aさんがやらなければならないことは①選択の目的を明確にすることです。これが選択の判断基準になります。Aさんは何故「会社を辞めるか辞めないか」を迷っているの?目的は何?給料を上げること?上司に怒られないこと?ゆっくりしたいから?

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ケーススタディ②

Aさん「うーん、もっと毎日を楽しく生きたいんだ。それが多分一番大事なことかな。」

ー良いですねとってもシンプルです。じゃあAさんが楽しい毎日を送るために一番大事なことってなんですか?

Aさん「

この質問に答えられない場合、今度はシンプルにしすぎています。but not simplerしかしシンプル過ぎぬように・・でしたね。人によって何を楽しいと感じるかは違います。Aさんにとって「楽しい日々を送れるかどうか」が仕事選びにとって一番重要であるならば、Aさんは自分にとっての楽しい毎日とはなんなのかを考える必要があります。

ケーススタディ③

Aさん「自分も大事な人も心の底から笑顔でいれること。これが自分にとって一番大事。今は自分も仕事がつまらなくて作り笑いしかできないし、休日はひたすら現実逃避しているけれど、すぐに仕事のことを思い出して嫌な気持ちになる。友達にも割と愚痴ばかりこぼしてしまうし、みんなで愚痴を言い合っているけれど、これが理想ではないよ」

ーじゃあ、Aさんが笑顔で過ごすためには何が大事なんですか?
A
さん「

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正解は人によって違います

これをひたすら繰り返します。そしてこの答えって人それぞれ違いますよね。それに、どんどん思考を深めてアップデートしていく部分です。自分が何を求めているのか、これを考えることなしに「どうしよう」と迷うのは出口のない迷路をうろうろとしているのと同義です。私達は正解があることなら迷いません。足し算の問題考えはすれども、迷いませんよね。迷うとしたら自分の正解に自信がないからです。私達は正解がわからないから迷うんです。そして、自分の人生の選択において万人にとっての正解はありません。人それぞれ生きてきた環境も価値観も全然違いますから。自分にとっての正解を考えて、決めること。それが最重要ステップです。一旦決めて、違和感があったらまた更新して、その繰り返しでいいんです。

ここを自分の言葉でなく、他人の言葉で偽るとめちゃめちゃ生きづらくなります。もう日本の生きづらさの根源じゃないのかと思っちゃうくらいです。

この生き辛さについては「正解を探す病 優等生は何故行きづらいのか」に書いてありますので、ご興味あれば御覧ください。

正解を探す病。優等生はなぜ生きづらいのか。

「優等生病」 意味:周りにとっての正解を探し、周りに求められている様に振る舞おうとする思考癖が染み付いている状態のこと(造語です) 日本にはびこる優等生病。自分の意見や気持ちを押し殺し、周りがこう言っ ...

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さて、次回は②切り捨てる勇気です。

迷ったときの正しい意思決定の仕方ー②切り捨てる勇気

①に引き続き、お送りしています。前回は「迷う」のではなく「考える」土台に乗るために、その選択の目的を明確化しましょうということお伝えしました。これ、本当に分かったつもりにならずに言語化してくださいね。 ...

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  • この記事を書いた人

いずみ (Izumi)

みんなが、完璧な人間等というこの世界に存在し得ない何かを目指して消耗するのを諦めて、自分が好きな自分であるために実りある投資ができるよう、情報を発信していきます。

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